バブルとバンドブームとスタートアップブームと好景気

日経平均を見るようになってから、初めての2万円越え、ってことで、なにかしらエネルギーをヒシヒシと感じる今日この頃です。

うちもスタートアップの部類ではあるので、批評する立場にはないのですが、

最近の学生さんや若い人のスタートアップブームが、昔のバンドブームとかぶって見えることがあります。

バンドブームの後世代だった私は、10代〜20代前半は音楽にのめり込んでいまして、最初はゲーム音楽作家を目指してたのですが、だんだん色気づいてくるとバンドとかやり出して(笑)・・・最終的には職業作家を目指してたのですが、とても食えないので、諦めたって感じでした。

あの時代は野心ある若者はバンド、音楽で売れることを夢見ていました。資本にとって、バンドというのは投機先でした。

バブルの日本は投資する土地も建物も不足し、いよいよ買うものが無くなってきて、無形の知財に投資の目が向いていたのだと思います。そして、かなり博打を打つ人も多かったのだと思います。

今のように、起業のハードルは低くなかった時代、会社を作って稼ごうと言う視点を持つ若者は現在よりもずっと少なかったかと思います。田舎に住んでいると、社長と言えばおじいちゃんみたいなイメージでしたから、子供の時に自分で会社を興すなんてことは想像しにくかったと思います。

猫も杓子もバンド活動、しかし、その中で本当に実力があるバンド、プロ意識を持って毎日努力するバンドは、全体の1%にも満たなかったと思います。その中からごく少数のバンドが資本に認められ、メジャーデビューしました。

ブーム過ぎてしまってからは、投資したバンドでどうしても回収したい資本は、ランキングやCMで、今で言うところのブーストをかけ、売り上げを作っていたようなこともあったようなので、似てるなあと。

結果、日本の商業音楽はコンテンツも含め格段にレベルが上がりました。

周辺を支える関連ビジネスも成長、私の知る範囲では機材も売れ、日本のシンセサイザーは世界一になりました。今でも海外のライブ映像に映るキーボードの大半が日本メーカーのものです。

だから何と言うことはないのですが、こういうことは何度も繰り返されてきているのかなあ、と思ったのです。

好景気というのはこういうことなのかなと。