なんの仕事を選ぶか、あなたの「コアコンピタンス」はなんでしょう、そして一番欲しい物はなんでしょう

「なんの仕事を選ぶか、あなたの「コアコンピタンス」はなんでしょう、そして一番欲しい物はなんでしょう」

就活のシーズンです。

私は、いわゆる学生の就活をしたことが無いので、未だにこれがぴんときません。
大企業に入ることがゴールの方には必須の活動のようですが、他人の持ち物である大企業に所属して知らない人(株主)を儲けさせることにまったく魅力を感じませんので、心底理解できません(笑)
そういう意味では「いい会社に入る」ことがゴールでは無いので、私にとっての学校の必要性も中学の途中で無くなってしまいました。
勉強は自分でできますし、自分にとって興味ある分野にその時間を費やした方が効率がいいと思いました。
人生は一度、いつかは死にます。時間は有限、であれば好きなことに時間を使いたいわけです。

無難にまんべんなく「学問」が出来たところで意味がありません。
「いい会社に入って終身雇用」が魅力的に思えなくなれば、小学校より先の学校より、実社会の方が興味深くなるのもありえると思うのですが、当時から私の考え方は誰にも理解されていません(笑)

結果的にフリーターから、比較的規模の大きな中小企業の社員になり、そこから中途で上場会社に転職し、独立し、そして今です。

別にパソコンやインターネットが好きだから、
この仕事をやっているわけでは無く、

・自分の持っているスキルで一番磨かれていて
・世の中、お客様に価値貢献しやすくて
・お金を頂きやすい

ものを仕事にしているわけです。

好きなこと、やりたいことを仕事にしたいという方は多いのですが、
私の場合そういうものがないのです。

強いて言えば、飲み歩きとかトレーニングとか女性が好きですが、これ、あまり仕事になりませんよね?(笑)
最近は「副業(仕事)が忙しくて、本業(飲み歩き)を怠っている、修行が足りない」と言っていますが。。。
朝早くから価値ある仕事をしていれば、夕方には飲みに出るくらいわけも無いと思うのですが、最近は不甲斐ない感じです。

実際問題、好きなことを仕事にしたいと言う方の話を聞いてみると、目的がぼやけていることが多いのです。
で、よくよく話を聞き込んでいくと、8割方の方が「お金」なんです。目的地が。
そりゃそうです。生活するためにお金を稼ぐ手段であるのが大前提なのですから。

そこで、お金を紐解いていくと、「普通に暮らせる」「高収入」という分岐点が出てきます。

ここで、「高収入」を選択する方には、今日のコアコンピタンスの話をお薦めします。

コアコンピタンスとは、簡単に言えば、最初の箇条書きの様に「得意なことに集中する」ということです。
そして、環境も大事です。砂漠に出店するより、繁華街に出店した方が飲食店が繁盛する可能性は高いということです。

ジャンルの選定も環境です。
自分たちの能力を活かせて勝てるステージを見つけてそこで勝負する、これがコアコンピタンスの考え方です。

たとえば、飲食店で言えば、あれこれメニューを広げるより、うちは得意な物は魚だ!と決めた方が、限られた経営資源を集中することができて、結果的にその分野において強い競争力を発揮できるということになります。

では、私の話です。
私、この5年くらい、自分のコアコンピタンスが何であるのか、非常に悩んでいました。
・ECコンサルなのか
・物販が得意なのか
・貿易が得意なのか
・デザイナーなのか(これは無理ですが)
・プログラマーなのか
みたいな感じです。

そこで、私は結論として何の力によってお金を得ているのかをいろいろなフレームに落とし込む作業を繰り返しました。

そして出てきた結論としてはやっぱり「パソコン」でした。

パソコン自体が好きかと聞かれれば、仕事道具だしメシの種であるので有り難いものです。
しかし、四六時中パソコンを弄っていたいとは思いません。

パソコンから離れてる時間が自由な時なので、至福を感じます。

別に嫌いなわけじゃないですが、一般のIT好きな方と比べると、新機種、新技術などへの興味はかなり薄いです。
発注があれば、買うという感じです。

パソコンというものに目覚めたのは学研の付録かな。

小3か4かそのあたりです。
筑波万博も大きな影響と思います。

子供ながらに、これは世の中が変わると思いました。

当時思ったことを今の言葉で書いてみるとこんな感じ。

・計算ドリルや漢字ドリルという無駄なものが無くなる(重要:漢字や計算のスキルが不要と言っているわけでは絶対無いです。訓練方法として最適ではないと思ってただけです)
・そろばんとか、かなりの訓練を要する敷居の高い機械操作のスキルを習得せずにだれでも高速演算が可能になる。
・情報の保存が可能になることで、同じ文章を何度も書かなくて良い(コピペ)

というわけで、人類の生産生は飛躍的に向上すると思ったわけで、パソコンが使えない人は仕事が無くなると予測しました。

そんなことを理由にして両親対するに「私にパソコンを買い与えるベネフィット」を構築したわけです。

「ゲームがやりたい」ので。

でも結局、ゲームはそんなに沢山買えませんし、実際そんなにゲームが好きではなかったので、そんなにゲームはしませんでした。

どちらかと言えば、ゲーム業界とかゲーム自体の仕組みばかり追っかけていました。

そのころのパソコンと言えばプログラミングをするのが当たり前であり、中3くらいまでは結構プログラムを書いていました。
主に音楽機材を一気に初期化したりするプログラムや、面倒な作業を自動化したり、ゲームを高速化改造したりしていました。

実際、いま書くプログラムも、言語や規模やプラットフォームは違えど、基本的に同じような物です。

高校を出て、音楽の学校に行きたくて、その手段として、新聞奨学生というものを一時期やっておりました。

その仕事の付随作業で、集金伝票を担当区域の全戸宅別に起こさなければいけないという業務があります。新聞は、止めといって、外出中は配達を止めたりするので、日割り計算が必要になります。こういう処理をプログラムを書いて自動計算させたりしていまいした。

顧客リストを作っておいて、止めがあった顧客にのみ止めた日を入力しておくと、一気に集金の金額が出てきます。あとは朝刊のみ、とかも、設定しておきます。

あとは、変更一覧を見ながら伝票に転記すると。

変更無い人は同じ金額ですから、惰性で書いていきます。

作業時間はそんなに変わりませんが、頭のコストはかなり安くなります。

非常に慢性的な睡眠不足ですから、精神的な負担はかなり減らせました。

こういう業務システム的な考え方を持っている大人は当時少ないので、当然新聞専売所のような職場にそのような概念などあるわけ無く、あまり理解はされないので、自宅でこっそりつかっていました(笑)

新聞以外にも、職業プログラマーとしてではなく、「勝手に」会社の業務システムを作ったりということを、何度もしました。
会社の予算が取れないので(私の説得が下手だから)、自力で開発したり、基幹DBをハッキング(壊したりはしません)したりしていました。
それによって、今まで3日くらい掛かっていた作業が1分で終わったりするわけですから、気持ち良くないわけがありません。

というように、私は根本的に「楽する」ために、学習コストを払ってきたわけです。
それが現在のうちのコアコンピタンスに繋がってると思うのです。

このように、人生のどこかで「ピンとくる、他人よりも尖った感覚」を発揮できる分野、物、などが誰にでもあるのでは無いかと思うのです。
尖ってる部分に気づいたら、それをビジネス、仕事に繋げる、活かす、ことが個人のコアコンピタンスになるのではないかというのが持論です。

仕事や職業を型にはめて考えるのでは無く、あなたの持つ能力が世の中の為、他人の為になれば、おのずとお金に繋がってくる、これが大前提です。

たとえば、ミュージシャンに憧れて目指すのはいいですが、そもそも厳しい世界であり、高収入を得ることがもともと難しい仕事です。

それでも音楽をすることは素晴らしいと思いますが、お金を稼いでから、プロ以上に練習時間を費やして活動する方がより音楽を楽しめます。

例えば、あなたが、音楽が本当に好きなら「音楽を楽しむ」ことに集中すべきなのです。

インディーズの事務所を経営していたときに、彼らに聞くんです。
どうしたいの?夢は?

そうすると、「売れたい」と言うんです。みんな。

すでに、受け身なんです。

セールスに対して主体性がない。
主体性があるのであれば、「売りたい」「売る」が正しい言葉です。

じゃあ彼らの「売れたい」というのはなにかというと、
「売れる」イコール「認められる」ということなのです。

要するに自己承認欲求というものです。
自己承認ですから、これは「受け身」の形にこだわる理由が見えてきます。

そして、自己承認欲求の先にはやっぱり「お金」がでてきます。
結果として、売れて、お金を稼いで、周りを見返したい、これが結局ゴールであることが多いんですね。

であれば、最初からお金を稼ぐことを目的とすればいいのです。
でも、音楽で稼ぐ、ということにこだわり続ける場合もあります。
途中でゲームチェンジが出来なくなってしまうんですね。

でも、よく考えてみて下さい。

好きな音楽でお金を稼ぐことはあらゆるビジネスの中でも最高の難易度を誇ります。
なのにも関わらず、多くの人がこういう難しい分野で一旗揚げようとしています(私も昔バンドマンの端くれだったのです!)

最近の、アプリで一旗は私の時代のバンドブームに少し似ていると感じています。
日々、私のもとにも色々な話が持ち込まれす。

このアプリで一旗もイクジットが見えません。上場がイクジットみたいな方もいますが、それはお金を投資する側の話です。
事業者は上場するとより強い期待とプレッシャーの中で社会に貢献しなければいけません。
それって、あなたの欲しい物だったのでしょうか?という話です。

自分が本当に欲しいものはなんなのか、もっと明確にした方が良いわけです。

良い学校に入る>大企業に入る・・・これも自己承認欲求から来ていませんか?
特に若い方は、親御さんの期待に応えたい、そんなことにとらわれて、自分の人生をないがしろにしていませんか?

人生一度きり、死んだら何も残らない。
いつ死ぬかなんてわからない。

分からない将来に無難な勉強や、他人の会社のために働いて儲けさせて、なんかどうなのかな、楽しいのかなって思います。
だったら、他人に依存しないで、ほんとに好きなことした方が悔いがないんじゃないかな、なんて思います。

企業で働くって、仕事のフレームワークを身につけたり、人脈作ったり、沢山のメリットがあります。
そういう意識で他人の会社で仕事覚えさせて貰ったなら、少しは儲けさせて恩返し、なんて考え方はイナセだな、って思います。

うちは職人第一、お客さん第一、世の中第一。

職人の皆さんがイイ仕事ができるように、能力が社会の為に発揮できるように、
お客さんのビジネスの付加価値を上げること、
それによって世の中が幸せになること、

ということをテーマにしています。