2026-10-01/株式会社東京ネット工務店 海老沢敦
① 出たもの
Gemini 4 Argon公開、入力100万トークン2ドルから
Googleは2026年9月30日、新モデル「Gemini 4 Argon」を発表した。まずサイバー防御の検証プログラム「Fairwind Program」向けに段階展開し、その後API有料顧客とGoogle AI Ultra購読者に広げる。導入期間の価格は入力100万トークンあたり2ドル、出力100万トークンあたり10ドル。キャッシュ入力は入力価格から95%引き。導入期間終了後は入力4ドル・出力20ドルになる。
出典:Google公式ブログ https://blog.google/innovation-and-ai/models-and-research/gemini-models/gemini-4-argon/
GitHub CopilotにGPT-6.1 Sol追加、9月29日から
GitHubは2026年9月29日、OpenAIの新モデル「GPT-6.1 Sol」をGitHub Copilotに追加し、一般提供を段階的に展開していると発表した。対象はCopilot Pro+・Business・Enterprise。料金はプロバイダーの公開単価に基づく従量課金(usage-based billing)で提供する。
出典:GitHub Changelog https://github.blog/changelog/2026-09-29-gpt-6-1-sol-in-github-copilot/
EC2 Capacity Blocks、10月7日から新料金(P6-B300は時間16.146ドル)
AWSは、機械学習向けGPUインスタンスの予約枠「EC2 Capacity Blocks for ML」の時間単価を2026年10月7日から全リージョンで改定すると公式価格ページに掲載した。改定後の単価はアクセラレーター1基あたり、P6-B300が16.146ドル、P6-B200が14.208ドル、P5eが6.866ドル、P5が5.970ドルなど。現行価格との比較はページに明記がない。
出典:AWS公式価格ページ https://aws.amazon.com/ec2/capacityblocks/pricing/
Databricks、Genie MCPのベータAPIを10月31日で廃止
Databricksの公式ドキュメントに、Genie One MCP(MCP=Model Context Protocol、AIエージェントが外部ツールに接続する標準規格)のベータエンドポイント「/api/2.0/mcp/genie」がdeprecated(廃止予定)と明記された。sunset(廃止)日は2026年10月31日。移行先は新サービス「system.ai.genie_one_mcp」で、認可方式は旧エンドポイントのgenieスコープOAuthから、Unity Gateway経由のai-gatewayスコープに変わる。
出典:Databricks公式ドキュメント https://docs.databricks.com/aws/en/agents/mcp-tools/genie-mcp
② そこから読めること
Gemini 4 ArgonとGPT-6.1 Solは、有料の上位プランから先に届いた
Gemini 4 ArgonはFairwind Program向けから始まり、その後API有料顧客とGoogle AI Ultra購読者に広がる。GPT-6.1 SolはCopilot Pro+・Business・Enterpriseに追加され、無料プランは対象に含まれない。両モデルとも、無料枠より先に有料契約者へ届く順番になっている。
AWSの価格改定とDatabricksの廃止期限が、10月に重なった
EC2 Capacity Blocksの新料金は10月7日から、Genie MCPのベータエンドポイント廃止は10月31日から、それぞれ切り替わる。該当するGPU予約枠やMCP連携を使っている企業は、価格影響や認可設定の見直しを確認する期間が10月中に重なる。